どーも、奥野です。
経営って、うまくいかないことの連続ですよね。
・新サービスが全然ウケない
・優秀だと思った人が急に辞める
・思い切った投資が回収できない
そんなとき、ふと心を軽くしてくれるのが、あの“ヒゲのオーバーオールおじさん”です。
そう、スーパーマリオです。
●落ちても、潰されても、またスタート地点に戻るだけ
マリオの世界って、考えてみればめちゃくちゃ厳しいんです。
・ちょっとジャンプをミスれば奈落へ落下
・ノコノコやクリボーに触れると即ダウン
・大砲飛んでくるし、時間切れだってある
でも彼は、何も言わずに“またスタート地点に戻る”。
そして、また同じコースに挑戦するんです。
時には「違うルート」を選び、「パワーアップアイテム」を手にしながら。
これって、経営の本質じゃないか?と思うんです。
●「1回目でうまくいかない前提」で考える
昔、私も「完璧な新商品プラン」を出そうと必死になっていた時期がありました。
ミスが怖くて、リリースを何度も先延ばし。
でもその結果…タイミングを逃して失敗。
そのとき、思い出したのがマリオのプレイ感でした。
「まずは1回、走ってみて、ミスったらその場で考えよう」
マリオは、“仮説と検証”をノータイムで繰り返す天才です。
社長も、“初回の完璧さ”にこだわるのではなく、
「失敗ありきのスタート」を切れる勇気が大事なのかもしれません。
●何度でも“リスタート”できるという感覚
マリオには「残機」がありますよね。
3回死んでも、またチャレンジできる。
さらに1UPキノコを見つければ、回数が増えていく。
これ、社長にも当てはまると思っていて、
- 人脈が残機
- 信頼が残機
- 過去の実績が残機
- 仲間の言葉が残機
失敗しても、それらがある限り、僕たちはまた挑戦できる。
「GAME OVER」じゃない。
“CONTINUE?”がある限り、何度でもやり直せるんです。
●失敗は、笑い話にしてこそ価値がある
マリオが穴に落ちた瞬間、僕らプレイヤーってどうしてました?
「あーやっちゃった(笑)もう1回!」
そう。笑って次に行くんです。
社長業でも、同じようにできたらどうでしょうか?
・あの営業プレゼン、大スベリしたな〜(笑)
・予算ミスって焦ったけど、次はちゃんと予測するぞ!
・全然売れなかったけど、ウケ狙いだったからOK(笑)
“笑える失敗”にできれば、それはもう“前向きな経験”です。
●経営者にこそ必要なのは「マリオ的リトライ力」
リーダーの思考が、「失敗=終わり」だと、社員も萎縮します。
でも、社長が
- 転んでも立ち上がる姿
- 「次、次!」と進む姿勢
- 失敗を“笑い”に変えるセンス
を見せていれば、組織全体の空気が柔らかくなり、挑戦する文化が育ちます。
●あなたの“1UPキノコ”は何ですか?
僕にとっての1UPキノコは、
信頼できる仲間との会話、家族の支え、そして時にはゲームやマンガの世界。
マリオのように、笑って、軽やかに、何度でもやり直せる人間でありたい。
あなたにとっての“やり直す力”の源は、なんですか?