どーも、奥野です。
経営をしていると、ふとした瞬間に孤独を感じることってありませんか?
誰にも相談できず、責任は全部自分。
前に進むのが怖くなる夜もありますよね。
そんな時、僕の心に静かに浮かんでくるのが、宇宙を駆ける一人の男の姿です。
「俺は俺の信じる道を行く」――ハーロックの背中に憧れた
『宇宙海賊キャプテンハーロック』
正義でも悪でもなく、自分の信じるもののためだけに宇宙を旅する男。
「俺は俺の信じる道を行く。他人に何を言われようが関係ない。」
この言葉、若い頃は“カッコいいセリフ”として受け取っていました。
でも、経営者を経験した今は違います。
これは、覚悟の言葉だったんだと気づいたんです。
自分の旗を掲げることは、時に“孤独”を引き受けること
キャプテンハーロックは、自らが“反逆者”と呼ばれても旗を降ろさなかった。
誰にも理解されなくても、自分の信じる地球と仲間のために、ただ進み続けた。
経営も同じです。
「このやり方じゃ無理だ」
「もっと儲かる道がある」
「お前の考え方は古い」
そんな声が四方八方から聞こえてきても、自分の理念を信じて進むことができるかどうか。
会社を経営するということは、時に「孤独」という宇宙に飛び出すことです。
本当のリーダーは、誰かに媚びない
ハーロックは誰かの評価のために行動しません。
彼の言動の基準は、「信念に忠実かどうか」それだけ。
社長も同じ。
・顧客の顔色ばかりうかがって、本質を見失っていないか?
・社員に好かれようとして、経営判断がぶれていないか?
・“世間体”というマゾーンに、支配されていないか?
リーダーは、時に孤独を選ばなければならない。
でも、だからこそ、その背中に人がついてくるんです。
“信念の航海”は、いつも一人から始まる
ある日、売上低迷、社員の退職、取引先とのトラブル…全てが重なり、心が折れそうになったことがありました。
「もう、舵を切り直すべきかもしれない」
そんな思いが頭をよぎったとき、ハーロックの姿が浮かびました。
「自分の信じた道を、誰にも譲るな。」
そうか、たとえ間違っていたとしても、自分で決めた道なら、進んで後悔しよう。
そんな気持ちになれたのです。
あなたの中に、“旗”は立っているか?
会社という船をどこに向かわせるのか?
その航海図は、社長であるあなたしか描けません。
キャプテンハーロックは、どんな嵐の中でも、静かに“アルカディア号”の舵を握っていました。
私達もまた、自分の“アルカディア”を目指す航海者です。
あなたが信じる「旗」は何ですか?
その旗は、今も高く掲げられていますか?
もし少しでも揺らいでいるなら、ハーロックの言葉を思い出してみてください。
「俺は俺の信じる道を行く。他人に何を言われようが関係ない。」